空念仏にならないための般若心経の解釈関係で、私がよいと思った書

 

 

般若心経を解釈した体(てい)の本が沢山市販され出回って跋扈しています。

 

しかし結局のとこ

 

般若心経の意味を本当の意味で眞解しようと思ったら

 

やはり菩薩行に励みながら瞑想に励むしかないのかな・・という気がしています。

 

それでも、理解から入り行動し進む´理入´によって心経を深く内面化したいという方にとって

 

理解は大事ですよね。

 

 

そこで般若心経関係の訳で市販書籍幾十冊か読んで
Web公開されているものを1000以上読んできたなかのお奨めできるものを紹介してみますが・・

 

 

結論から申しますと心経関係の解釈を扱ってるものやWebで公開されているもののなかで分析吟味しても

 

有名な方が心経を翻訳し執筆したものも片っ端から読んでみたけれども
そういうのも含めて、どれも胃の腑に納得いく感覚を与えてくれたものはありませんでした。

 

( ただし、これは私自身の体験です。こういう領域に関心のある人によって様々かもしれません )

 

 

 

この解釈関係については、こういうのに詳しい知人から教えていただいた本をいくら紹介されて読んでも

 

私にとっては、しっくりきません。

 

 

 

そういうジレンマのなかで、しっくりくると思ったのが

 

お釈迦さまと同じインド出身の方でインドの大師と言われてる方が語った講話集の中に

 

私みたいなものでも、しっくりさせてくれるものを与えてくれるものがありました。

 

ただし、残念なことに、この講話集は

 

「 般若心経 」の解釈を目的にしたものでは決してありません。

 

般若心経の´は´の字も言及してないです。残念なことに・・

 

 

ですが、にもかかわらず

 

これは般若心経の深いとこを語ってるのではないか?

 

これが悟れれば出来事にニュートラルに向かえて過剰に反応することはなくなるだろうって気がして

 

そういう意識で読むと心経の深いとこをストンと腑に落ちさせる何かがありました。

 

ただし、これは、あくまで心経を幾万巻か読誦した程度における私の肌感覚なので

 

浅学は否定できず異論は沢山あるとは思うのですが

 

「 人間の永遠の探求 」( パラマハンサ・ヨガナンダ著 森北出版 )のなかの
講話 33 目に見えない自分 という講話が般若心経の内容の真髄を語ってると私は直感しています。

 

( ただし、この内容は一切は諸法無我で存在というのは常に変化を続ける流動的なもので、変化をしない固定的な実体は存在しない
と考えるのが仏教の前提で、これは空観や縁起とも関わってきますので
この説を前提にしている仏教関係者から、「お前は何もわかってない!」と、どやされるかもしれませんが
私が思うには、先に紹介したインドの大師の講話内容をよく理解し悟ることで怖れや苦しみを離れた心境を養えることから
これが心経(の深いとこ)を端的に解釈してると私は感じています。

 

 

 

その他で、私が読み漁ってきた中でお薦めできる本ということなら、幾つかありますが・・例えば以下の本

 

 

 


(※この本は残念ながら絶版になっていますが都道府県立図書館経由で借りて読むこともできると思います)

 

小原弘万さんは、上記の本のP76で精神統一状態で
硬直状態( カタレプシー )になった写真を掲載為さっているんですが

 

私も多少なり瞑想を嗜んでる立場から言わせてもらうと
この写真1枚だけでも、小原さんは似非じゃない・・というのがわかります。

 

 

 

それ以外で、般若心経関係では・・

 

例えば桑田二郎さんの本も、お薦めできます。

 


この本も絶版になっていますが、これまた都道府県立図書館経由で借りて読むこともできると思いますので念のため